様々な更年期障害の症状|一つでも当てはまったら

サブメニュー

新陳代謝に係わる臓器

花

自己免疫疾患

甲状腺はのどぼとけのすぐ下にあり、蝶が翅を広げたような形をしています。正常な場合はやわらかく手で触れてもわかりませんが、腫れてくると手で触れられるようになります。その役割は食物のヨウ素から甲状腺ホルモンをつくり分泌することです。甲状腺ホルモンは脳や内臓を活性化させ、体温を調節し、新陳代謝を促進する働きがあり、多すぎても少なすぎても体調が悪くなります。甲状腺の病気で最もよく見られるものにバセドウ病と橋本病があります。バセドウ病は機能亢進症の代表的なもので、橋本病は機能低下症の代表的なものですが、どちらも自己免疫疾患という共通点があります。自己免疫疾患とは、自分の免疫細胞が何らかの原因で自分の細胞を異物と認識し攻撃することでおこります。

バセドウ病と橋本病

バセドウ病は免疫細胞が生み出した抗体によって甲状腺が刺激され、ホルモンが異常に分泌されるようになった病気です。新陳代謝が活発になりすぎ、安静にしていても走っているような状態になります。いらいらして落ち着かない、多量の汗をかく、体重減少、眼球が突出してくる、といった症状があらわれます。橋本病は免疫細胞が甲状腺の細胞そのものを攻撃して破壊し、ホルモンの分泌量が減ってしまう病気です。新陳代謝が低下するため、無気力、身体がだるい、冷える、体重増加、いつも眠気を感じる、といった症状があらわれます。治療にはどちらも薬物療法がおこなわれ、バセドウ病には甲状腺機能を抑える薬が、橋本病には甲状腺ホルモンを補充する薬が使われ、血中のホルモン量を一定に保つようにします。治療は長期間に渡ることが多く、途中で中断せずに続ける必要があります。